- 神田北口鍼灸治療院
鍼のお話。 Vol.1 ~痛み 道具編~
最終更新: 2020年2月6日
こんにちわ!
石原です。
なんだか今日も暖かかったですね~
窓から入る日差しがとても気持ち良かったです。
風は冷たかったですね。
日の当たらないところは急に寒いですよね。
夜の冷え込みが心配です。
さて、ぼくは鍼灸師です。
鍼灸をお薦めしたときに、イの一番に効かれることと言えば、そう。
「鍼って痛くないの?」
ですね。
今日はその辺を少しご説明させていただきます。

なんて言っても“鍼”ですからね。
みなさんの「チクッ!」っていうイメージはぬぐえないですね。
注射やお裁縫のときのあの痛みを思い出してしまうと思います。
でも、みなさんが本当に痛い思いをされたのは、おそらくお裁縫で指先を刺されたあの時だと思います。
ここで大事な事を発表いたします。
指先だから痛いのです!!
指先だから痛いのです!!
大事なことなので2回言いました。
よく考えてみてください。
最近の注射ってそんなに痛くないんですよね。
よほどのへたっぴか、大昔の注射だと痛かったと思いますけども。
つまりですね、何が言いたいのかというとですね・・・
最近の鍼は痛くないのです。
あ、あと、痛いのは“場所による”ということも大事ですね。
まずはなぜ最近の鍼が痛くないのかということについて。
中国や韓国では、まだ“痛い鍼”のが主流なんだそうです。
何故かというと、「痛くないと効かない」と思ってる方が多いかららしいです。
つまり逆に言うとですね「日本人は痛いのがイヤだから、痛くない鍼を追求した」といってよさそうなんですね。
なんてありがたいことでしょう。
“痛くない鍼”ってなんですか?
昔の鍼は、鍼先がギザギザだったのです。
恐怖ですねw
最近は電子顕微鏡レベルで見ても、鍼先がツルツルのピカピカです。
だからスーッと入ってゆくのですね。
日本人は痛いのが怖すぎて、とことん磨き上げてみたのです。
ギザギザでガリガリされたら、そりゃ痛いって思うじゃないですか。
でもここで一つ確認いたします。
昔の鍼でも、上手にやると痛くないのです。
究極ですね。
つまり、ツルツルピカピカの鍼は「へたっぴが刺入しても痛くない鍼」なのです。
今でもメーカーによって、鍼先のコンディションにはバラつきがあるようです。
ちなみにぼくは、どの鍼を使ってもそんなに痛くならないですよ。
スゴイデショ。₍( ̄^ ̄)₎
威張るほどのことでもありません。
ぼくの周りにもその程度のクオリティの先生ならばいくらでもいます。
太かろうが、ギザギザだろうが、正しい手技で刺鍼を行えば、大概の鍼はほとんど痛くないのです。
ゼロではないですよ?
ちょっとくらいは痛みを感じることもあるかもしれません。
でも注射より痛いということは、あんましありません。
さ~ここで究極の確認をいたします。
痛みって何ですか?
指圧でグ~っと圧されたときに感じる「ズーン」とした感覚。
“ひびき”といいますね。
これとほぼほぼ同じものが鍼でも感じられます。
鍼に恐怖を感じている方が、ちょっとでも何かしらの“感覚”を感じたときに、何でもかんでも「痛い!」
と感じてしまうんですよね。
揚げ物をしている横で、お水が跳ね跳んできても「熱い!」って言っちゃうアレです。
恐怖心が感覚を一瞬乱します。
よ~く感じてみてください。
「気持ちい~(*´▽`)」
のはずです♪
長くなってしまいました。
刺鍼部位(場所)に関してのお話もしたかったのですが、次回に譲らせていただきますね♪
これでネタが稼げる・・・w
それでは次回、刺鍼部位による痛みの感じ方について。
お楽しみに~♪(*´▽`)v
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