• 神田北口鍼灸治療院

東洋医学の成り立ち Vol.8 ~中国の医学と文化大革命~

最終更新: 8月13日



今日は寒かったですね~!


小雨もパラパラ。

なんだか物悲しい気持ちになってしまいます。


こういう空気って、とっても人恋しくなるんですよね。



今でこそ仲間と家族に恵まれてはおりますが、若かりしころの、あの日あの時のあの気持ち。


あ~・・・青臭いですね~(*´▽`)




こんにちわ!


今日も元気に石原です♪



のんきなお話をしておりますが、世界情勢は緊迫しておりますね。


でもなんとなくですけれども、少し安心しております。




この調子だと、今後大きな戦争って起こらなさそうですもんね。

彼らにとっては、あくまでもビジネスなんでしょうね。


本当はみんな仲良しだったりしてw


だったらいいんですけどね♪








さてさて、争いという物騒なテーマが出て参りましたが、今日は少し物騒なお話も含まれてきますね。


今日は暗いお話です(つ_+)




先日


東洋医学の成り立ち Vol.7 ~“東洋医学”という言葉~


で、中国の医学のお話をいつかしますと予告したのですが、さっそく今日しますね。




現在の中国では、西洋医学を行う“通常の”医師と、伝統医学を行う“中医師”の2種類の資格があります。

どちらも国家資格で日本の鍼灸師などと比べると、かなり近い立場の資格らしいです。


日本の医師免許は、この国では絶対的な立場にありまして、鍼灸師とかあんまマッサージ師とかは“医業類似行為”として、大きな格差を形成しております。



中国の“通常”の医師というのは、みなさんご存知ほぼほぼ世界共通の認識を持った医師です。


問題は中医師ですね。

中医師とはなんぞや?


“中医学をもとに治療を行う”医師ですね。



では“中医学”とは?



西洋医学 + 伝統医学 = 中医学


です。




では中国の伝統医学は?


あまり詳しく述べられることが少ないので把握しておりません。

というのも、そもそも統計できないくらい“あやふや”な状態らしいです。


なかには胡散臭いようなものも含めて。



なんでこのような状態になったのか、という答えが、タイトルの“文化大革命”にあるのです。




ご存知の方はご存知ですよね。

超有名。


ご存知でない方は、とりあえずウィキペディアで検索お願いいたしますw

でもウィキでは全然不充分なくらい、複雑な大事件ですからね。

大事件っていうか、大革命ですからね。


でも革命っていうとポジティブな印象ありません?


ぼくの中では、ただの大きな事件ですね。


とても複雑なので、こんなライトなブログでは到底ご説明しきれません。


なのでライトに、必要な部分だけざっくりご説明いたしますね。




文化大革命とは“旧文化の破壊”です。


ざっくりです。



ほかにも激しいプロパガンダ活動とか、強烈な暴力、つるし上げ、少数民族に対する迫害etc...


恐怖(+_+)




今回のテーマに必要なのは、旧文化の破壊ですね。


伝統的な医学はもちろん、教育、思想、政治形態、歴史etc...


その他たくさんのものを



もういらない。




といって破壊してまわったのですね。


しかも徹底的に。

その徹底っぷりが、中国らしいというかなんというか…


文革以外にも過去に何回も繰り返されているのですが。

近代ですからね。

怖すぎます。



最新のもの以外に興味がないというだけならまだしも、わざわざ古いものを壊さなきゃ気が済まないんですね。

潔癖なんですかね。



なので中国の歴史は、文化大革命によってリセットされてしまいました。


中国が日本や韓国などの歴史のルーツなのは間違いないんですけれどもね。

なくなっちゃったものは仕方がないですよね。


仕方がないので、文革後、改めて日本や韓国から逆輸入をして、伝統文化を復活させようとします。


復活の際にはテキストが必要ですよね。

どこにあったかご存知ですか?


ご存知 “正倉院” にあったんですね!


なんか誇らしいですね♪


ぼくの手柄じゃないんですけど。




さて、その復活の過程で、医学に関しては伝統医学と西洋医学がくっついちゃったんですよね。


で、できあがったのが中医学。


ちなみに、文革以前の伝統医学をあえて指して“中国医学”という表現を使ったりしているようです。




その中国医学を正当に継承しようとしていた先生方。


非常に多くの方が文革によって亡くなられたそうです。

テキストもかたっぱしから全部焼かれてしまいました。


もちろん必死で隠したんでしょうね。


でも焼かれちゃったんです。


家ごと。


施設ごと。


へたすりゃ集落ごとまるごと。




恐ろしいほどの徹底っぷり。




そのせいもあってか、現在では伝統医学(文化)を正当に継承している、とされる方はほとんどおられないそうです。


管理もされていないでしょうしね。


それをいいことに、うさんくさい商売をする方々も少なくないですから。


やれ気功とか


健康法とか


武術とか


宗教とか


医学とか。




伝統をバカにするつもりは、ひとっつもないですからね。


ぼくは完全に中国文化 Love の人ですから。


そのぶん余計に悲しいのですね。




むやみに中国を批判する方が多いのもとても残念ですね。


最近の表面だけをみていると、仕方がないかもしれませんが。



でも日本もナカナカなんですよ?


次は日本のドロドロもご紹介しないといけませんね。



それでは次回は、幕末~明治の“漢方医撲滅運動”と、鍼灸の関係についてお話させていただこうと考えております!


お楽しみに♪




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