- 神田北口鍼灸治療院
東洋医学の成り立ち Vol.2 ~お灸~
こんにちわ!
神田北口鍼灸治療院の石原です。
先日の“てあて”のお話に引き続きまして、今日は”お灸”のお話をさせていただきます。
東洋医学でよく耳にする”お灸”や”鍼”そして”推拿(マッサージ)”や”薬湯”。
これらは中国の東西南北の各地域で派生したといわれております。
お灸は北ですね。
寒い地方です。
寒いから温めたかったんですよね。
分かりやすいです。
・・・それだけなんですけども。
それだけでは面白くないので、もう一つウンチクを加えたいと思いますね。
寒い地方で発達したお灸なんですが、寒いのでみなさん服を脱ぎたがりません。
そこでお灸と同時に発達したのが、肘や膝から先のツボなんですね。
指先の爪の脇にツボがあるということは、とくに女性ならよく耳にされるかもしれません。
美容とかフィットネス業界なんかでも時折とりあげられてますしね。
でもそれが寒くて服を脱ぐのがイヤだから、体の不調を指先で何とかしようとして発達したとはあまりご存知ないようですw
すごいですよね。
強引ですけれども、これがすごいんです。
巷の足つぼや耳つぼよりもはるかにディープに構成されております。
ま~なんせ何千年という時間をかけてますからね。
昨日今日ちょっと出てきたものとはワケが違います!
(足つぼや耳つぼを否定しているわけではありませんので悪しからずw)
我々学生時代の若かりし時分には、肘や膝から先のツボなんて教わっても実感できないものだから、大概の学生はスルーします。
なんせそこだけで全身を整える勢いで、急に深い理論展開がなされるわでですから。
いわゆる”捨てて”テストに臨むわけですw
ぼくはちゃんとやりましたけどね!
楽しかったですから。
しかしこの年齢になりますとね、わりとわかるんですよね。
様々な不調が、確かに肘から先のツボで調整が効いてくるんです。
女性で血の道の良くない方はは若い頃から実感できますけどね。
こうやって紆余曲折を経ながら自身のスキルアップが成されてゆくのです。
人生一生修行中ですね!!
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