- 神田北口鍼灸治療院
お灸のお話。 Vol.1 ~熱さ~
暖かいですね!
石原です!!
こんにちわ!!!
寒さなんかに負けてらんないですもんね。
誰かさんみたいに元気に行こうと思いました。
寒い時こそお灸です。
今日はお灸の熱さについて少しご紹介してみたいと思いました。

鍼治療をする際には
「痛くないですからね~」
「チカラを抜いてリラックスしていてくださいね~」
なんてアナウンスをいたします。
実際そんなに痛くないし、何よりもチカラを抜いて欲しいからです。
正味寝てて欲しいくらいです。
しかしお灸をする際には
「熱いですからね~♪」
「ど~ぞ歯を食いしばってていただいて構いませんからね~♪」
と、ご案内します。
そ~なんです。
熱いんです。
詳しくご説明しますね。
お灸には大きくわけて2種類あるんですね。
①皮膚に直接もぐさを載せて、火傷を作るお灸。
②皮膚ともぐさの間に空間や別のものを挟んで、温めるだけのお灸。
先程の「歯を食いしばっててくださいね~♪」
のお灸は、①の火傷をつくるお灸ですね。
②も厳密には火傷になるのですが、通常赤くなるだけの“第1度熱傷”という状態にとどまります。
たまにお肌のデリケートな方が“第2度熱傷”という状態、つまり水ぶくれを起こす方がおられますが、そこまでの熱量です。
お腹の調子を整えたり、ぼく的には夏場にお水が不足している方にもよく使ったりします。
問題は①ですね。
昔は(中国や韓国では今でも)大きな火傷をこしらえていたそうです。
500円玉くらいの大きさですね。
一生痕が残ります。
恐怖。
今の日本では米粒大かゴマ粒大の小さなもぐさを使いますので、非常に小さな痕しか残りません。
ちゃんと2~3週間ほどでほとんど見えなくなります。
“燃やす”とか“火傷”というと怖いかもしれませんが、皮膚に炎が到達したときの温度で約60℃くらいといわれております。
お茶とかコーヒーがおいしい温度ですね。
「そんなんでちゃんと効果あるの?」
逆に心配になりますよね。
あるんです。
免疫力を向上させるのに最も効果的なのが、このお灸といわれておりますので、この寒い時期には風邪予防などにいつもオススメさせていただいております。
ただ、熱いんですw
慣れるとこれも気持ちいいんですよね。
ものっすごく気持ちいいです。
ある程度は手技によって緩和させるんですよ。
ただ、なんてゆうか、鍼と違ってリラックスしていただく必要がないってゆうかw
チカラいっぱいリキんでいただいて大丈夫なんです!
むしろ、熱いのに耐えるという、非日常的な刺激が自律神経にほどよい刺激としてコントロールされます。
免疫力どころか、場合によっては鍼でも治められないような深い痛みを緩和させることだってあるんですよ!
リュウマチとか痛風だとか、やっかいな症状にお灸が有用だということは、業界では超有名です。
もちろん簡単ではないですけれどもね。
500円玉大のお灸にはそれなりの効用があるんだと思うんですけれどもね。
ぼくは遠慮しておきます。
みなさんも風邪予防に一度お試しくださいませ。
あ、ぼくのお灸はかなりソフトですよ。
上手なので♪
熱いのもできますけど!